はじめに
約7年間地方公務員として過ごす中で感じた「あるある」をご紹介します。
公務員の仕事は多岐にわたり、時に地味だけど重要な役割を担っています。そんな中で感じる日常の出来事やエピソードを、共感を交えてまとめてみました!
1. 会議が多い!でも結論が出ないことも…
公務員の日常業務で頻繁に行われるのが会議。「この議題、本当に必要?」と思うこともありますが、会議を通じて合意形成を図るのは重要な役割です。ただし、話し合いが長引きすぎて結論が出ないやだらだらと形式的な議題を延々と続けることも多々。
あるある:
- 会議後に「次回までに再検討します」となる。
- 会議資料の作成が膨大で準備に追われる。
- 「意見がまとまらないので決裁は次回に」

2. 繁忙期と閑散期の差が激しい
年度末や予算編成の時期は、業務が集中し、残業続きになることも。一方で、閑散期になると比較的穏やかで、急に時間が余る感覚に。
あるある:
- 繁忙期は「早く終わらせたい!」と思う。
- 閑散期に「これ、本当に仕事してる感出てるかな…」と不安。
- 突然の依頼で閑散期が一瞬で忙しくなる。
3. ハンコがまだ現役!
デジタル化が進む中でも、ハンコ文化が根強く残っているのが公務員の職場。書類の承認や回覧にはハンコが必須で、効率化が求められる中でもこの伝統はなかなか消えません。
あるある:
- 「これってハンコいるの?」と疑問に思う。
- ハンコを忘れて同僚に借りることも。
- 「シャチハタ不可」で慌てて印鑑を探す。

4. DXが遅れている
デジタルトランスフォーメーション(DX)が話題になって久しいですが、公務員の現場ではその進展が遅いことも。手作業や紙ベースの作業が多く、効率化の余地が大きいです。
あるある:
- 紙の資料を電子化しようとするも進まない。
- アナログ的な方法が根強く残る。
- 「これくらいデジタルでできたら…」と思う場面が頻発。

5. 年末年始も気が抜けない
災害対応や年末調整の業務があるため、年末年始でも出勤することがあります。特に災害が発生した場合には、予定が一気に崩れることも。
あるある:
- 「年末にゆっくりできるのはいつだろう…」
- 緊急連絡が来ると心臓がバクバク。
- 年始に溜まったメールや書類の山を見るのが憂鬱。
6. 公務員ならではの専門用語が飛び交う
仕事の性質上、日常会話にも専門用語が紛れ込むことがあります。家族や友人に「何それ?」と言われることもしばしば。
あるある:
- 「予算編成」「起案の鏡」と言ってしまい周囲にポカンとされる。
- 市役所前の掲示板を見ると職業病的にチェック。
- 同僚との会話が完全に業務用語で埋まる。
7. 定時に帰ると驚かれる
「公務員は定時退勤が基本でしょ?」と思われがちですが、実際は業務量によって残業が多くなることも。逆に定時で帰ると「今日はどうしたの?」と驚かれることも。
あるある:
- 「公務員なのにそんなに忙しいの?」と聞かれる。
- 定時退勤した日は家族からも驚かれる。
- 残業続きで体力勝負の日々になる。
8. 異動でまったく違う部署に配属される
数年ごとに異動があるのも公務員の特徴。専門分野に関係なく、全然違う部署に配属されることも珍しくありません。そのたびに新しい業務を覚えるのは大変ですが、新鮮さもあります。
あるある:
- 「前任者の資料が分かりづらい」と思う。
- 異動先の人間関係にドキドキ。
- 異動先で新しい趣味や知識が増える。
9. 書類作成が山のようにある
公務員の仕事といえば、書類作成。細かい規則やフォーマットに従いながら作成するため、慣れるまでに時間がかかります。
あるある:
- 「この押印、どこまで必要なんだろう?」
- 書類の整理が追いつかずデスクが埋まる。
- 一度作った書類を何度も修正する。
10. 地域の課題を肌で感じる
公務員として地域に密着する仕事をしていると、地域の課題を身近に感じることが多いです。自分の仕事が少しでも地域の役に立つと思うと、やりがいを感じます。
あるある:
- 地域のお年寄りとの交流が意外と楽しい。
- 自分の関わったプロジェクトが実現すると嬉しい。
- 住民から感謝されるとモチベーションが上がる。
まとめ
公務員の仕事は、時に地味で目立たないかもしれませんが、地域や社会にとって欠かせない存在です。
今回ご紹介した「あるある」に共感する方も多いのではないでしょうか?公務員としての経験を活かし、日々の業務を楽しみながら地域貢献に努めていきましょう!